年齢を重ねるごとに「体の硬さが気になる」「肩こりがつらい」「ぽっこりお腹や二の腕をなんとかしたい」「無理なく体を動かしてみたい」といった体の変化を感じていませんか?
「股関節を柔らかくしたい」と開脚ストレッチ動画を見よう見まねで始めたものの、痛くなってしまったという50代、60代の方が増えているようです。そんな運動超初心者の方には緩やかで簡単な柔軟運動がおすすめです。ケガの予防や冷え性の改善、睡眠の質向上にもつながります。
トレーニング後の筋肉痛でお悩みの方にもおすすめですがが、無理な姿勢ややりすぎは怪我や悪化を招くこともあるので、トレーナーの指導のもと丁寧に行うと安全で効果的です。
TEC BODYでは、ご希望の方にヨガマット1枚で簡単にできる一人用ストレッチ方法をお伝えしています。
便秘解消やむくみ・冷えなどの改善にも有効ですので毎日のお風呂上がりの習慣にしましょう。
自分で効かせる部位や反応を実感できるよう隣で同じストレッチを見本として実演しながら、効果が感じられる部位やストレッチ中の感覚について丁寧にお伝えしています。
年齢とともに筋肉や関節が硬くなりやすいのは自然なことです。しかし、日々少しずつストレッチを行うことで、柔軟性は徐々に取り戻せます。無理をせずゆっくりと続けると普段の動きが楽になり、肩や腰の張りも軽く感じてくるでしょう。
YouTubeなどでさまざまなタイプのストレッチが配信されていますが、柔軟性が十分にない状態で急に開脚などのストレッチをすると筋肉に過剰な負荷がかかり、筋肉の損傷や筋繊維の断裂(肉離れ)を引き起こす可能性がありますのでトレーナーの指示のもと、安全にストレッチを開始することが大切です。
体をほぐすことで柔軟性を高め、日常生活の動作をスムーズにするのに役立ちます。
柔軟性が高まることで、関節の可動域が広がり、転倒や怪我のリスクが減るため、特に年齢を重ねた後の安全と独立した生活を維持しやすくなります。また、筋肉や関節を動かすことにより血流が促進され、代謝も向上しやすくなるため、疲労やこりの軽減にもつながります。
ストレッチを通じて筋肉の緊張を緩めることでリラックス効果が得られ、睡眠の質が向上する場合もあります。
柔軟性を保つことは体の動きを円滑にし、50代、60代以降も旅行・趣味・推し活など楽しくアクティブに過ごすための基盤を作る重要な要素です。
自宅でのストレッチでありがちな間違いや、YouTubeを見てもうまくいかない、余計に痛くなってしまったということを避けるために正しく安全な方法をパーソナルトレーナーから習うことはとても大切です。
仰向けに寝て、両膝を胸に引き寄せます。両手で膝を抱え込み、ゆっくり深呼吸をしながら腰回りをリラックスさせましょう。腰の張りがほぐれていくのを感じるように、20~30秒ほどキープします。
右手で頭の左側を持ち、ゆっくり右側へ引っ張ります。この時、左肩を下げるように意識すると効果的です。反対側も同様に行い、各10秒ずつキープしましょう。
仰向けに寝て、右膝を曲げ、左の足首を右膝の上に乗せます。その後、右膝を胸に引き寄せ、左のお尻が伸びているのを感じましょう。各側20秒ずつキープし、反対側も行います。腰痛予防にも効果的です。
四つん這いになり、膝を肩幅より広めに開きます。つま先は外側に向けます。
ゆっくりとお尻を後ろに引き、股関節が気持ちよく伸びる位置で、20~30秒キープします。
両膝をつき、かかとにお尻を乗せ両手を前に伸ばし、上体を前に倒して額をマットにつけます。背中が伸びるのを感じながら、ゆっくり深呼吸し、20秒ほどキープします。
仰向けに寝たら、つま先をピンと伸ばすイメージで、頭と反対方向へ伸ばし、元の位置に戻すを繰り返します。10回繰り返し、3セット程行いましょう。